そして最後に「介護福祉士」!
介護福祉士とはどのような資格なのでしょうか?介護業界唯一の国家資格で、現場では直接、介護をすることについてはこれ以上の資格は存在しない最上位の資格です。そのような現場でリーダー的な介護福祉士の資格を取得するにはどのような試験があるのか?介護福祉士の利点は?などをご紹介したいと思います。
介護福祉士とは
介護福祉士とは福祉の分野の国家資格で身体や精神に障害や日常生活を営むのに支障がある方に心身の状況に応じた介護を行い、介護者に対して介護に関する指導を行うと定義されています。食事や排泄、入浴だけのお世話ではなく利用者の方の家族に対して自立支援に向けた介護技術などの具体的な指導と助言を行うところがこの資格の特徴です。質の高い実践介護と知識と技術が求められますし、さらに向上させることも求められます。福祉サービスの連携も重要です。利用者の方の取り巻く環境の整備をすることが求められます。今では実務経験3年以上あれば受験資格があったのに対して、3年の実務経験の他に450時間以上の講習(実務者研修)が義務づけられています。資格を取得する面では難しくなりましたが、その分資格の価値は高まっています。
介護福祉士の利点とは?
当たり前ですが国家資格ですから全てにおいて介護福祉士には利点があります。給与や待遇が良くなります。資格手当てが付きます。管理職になる道が開けます。サービス提供責任者、現場のリーダー、生活相談員など事業所で配置が必要な役職は介護福祉士などの有資格者でならないものもあります。
キャリアアップすることが出来る
介護福祉士の次のステップアップとしてケアマネージャーを目指すことが出来ます。ケアマネージャーの資格を取得するには介護福祉士や社会福祉士の国家資格を取得して生活相談員などの相談援助業務を担当し5年の経験をし、試験に合格をしなければなりませんが、ケアマネージャーの資格を取得すればさらに給与や待遇には期待が持てますので、介護福祉士の資格は必ず取得しておきたい資格になるでしょう。
受験の難易度
介護福祉士の資格取得は簡単ではありませんが、実務経験を重ねて取得するルート、福祉系の高校に通って取得するルート、経済連携協定ルート、養成施設ルートがありますので専門的な知識と技術を磨けば取得することが出来る資格です。介護福祉士の試験詳細
介護福祉士の国家試験のサイトです。
資格制度の概要や受験資格、試験概要、受験申し込み手続き、出題基準と合格基準、過去の試験問題など記載されていますので是非参考にして下さい。 社会福祉振興・試験センターホームページ
介護福祉士の資格取得におすすめ
当ウェブサイトがおすすめをする介護福祉士国家試験合格のための本です。是非、参考にして下さい。 わかる!受かる!介護福祉士国家試験合格テキスト2024