まずは「介護職員初任者研修」!
介護職員初任者研修とは無資格、未経験でも受講することが出来る資格です。キャリアアップには欠かすことの出来ない資格で介護の基本的な知識と技術を学びます。訪問ヘルパーとして働くにはこの資格が必要となりますから是非とも取得しておきたい資格となるでしょう。
誰でも受講することが出来る
介護職の資格で誰でも受講することが出来る資格は介護職員初任者研修と実務者研修があります。どちらの資格も無資格、未経験で受講することが出来ますが、おすすめなのは介護職員初任者研修を最初に受講して基本となる知識と技術を学び理解をしてから、より実務に則した知識や技術を身に付けるために実務者研修を受講した方が学ぶ効率が上がるでしょう。実務経験がない場合は介護職員初任者研修から受講することを推奨します。
通信学習で学ぶことが出来る
受講する種類には通学タイプと通学と通信を併用するタイプがあります。通信学習は受講者の負担を軽減し楽に学ぶことが出来る目的があり、科目ごとに上限を超えない範囲で通信学習が利用出来ます。最大で40.5時間を通信学習で学ぶことが出来ます。
訪問ヘルパーで働くなら
介護施設等で働く場合は無資格であっても働くことが出来ます。しかし、訪問ヘルパーとして働く場合は介護の資格が必要になります。理由としては基本的に1人で利用者の方のお宅に伺い介護をしますから的確な判断を1人で行うことが求められます。介護保険法により訪問ヘルパーの場合は介護職員初任者研修以上の資格が必要と定められています。訪問ヘルパーの仕事は空いた時間に働くことが出来るので家事や子育ての両立をする女性に人気の仕事です。
介護職員初任者研修を取得する方法
各地方自治体が指定した養成機関が主催する講座を受講し、課程を修了した後に筆記試験に合格することで取得出来ます。受講時期はそのスクールによって異なります。スクールによって受講期間の違いはあるものの、だいたい通信と通学の併用は約3ヶ月程度、通学のみの場合は1ヶ月程度で取得することが出来ます。問い合わせは各自治体の福祉担当課へお問い合わせ下さい。
キャリアアップすることが前提
介護職員初任者研修は介護福祉士などの資格取得を目指すことが前提で組み立てられています。法改正される前はホームヘルパー2級に相当する資格になっていて2013年より誕生しました。ホームヘルパー2級の頃に比べると新たに医療との連携、認知症の理解の科目が新設されており学習効果を高めるための修了評価が行われます。